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「老後資金はいくら必要?」──50代になると、この問いが現実味を帯びてきます。私たち夫婦(57歳・子なし・賃貸暮らし)も、退職後の生活費や介護費用をどう準備すべきか真剣に考えるようになりました。
ここでは、実際のデータと知人の体験談をもとに、50代から老後資金をどう備えるべきかを整理しました。
老後資金はどのくらい必要?
金融庁の調査では、夫婦2人で老後を過ごすには 2000万円以上 が必要とされています。実際には生活費・医療費・介護費を含めて考える必要があり、安心して暮らすには3000万〜4000万円を目標にする家庭も少なくありません。
50代夫婦の生活費の実例
私たちは現在、夫婦2人で賃貸マンションに暮らしており、月の生活費は約25万円。年金だけでは不足すると感じています。
知人Aさん(子なし夫婦・戸建て持ち)は、住宅ローン返済を終えても維持費(固定資産税・修繕費)で月に数万円の出費があると言っていました。
つまり「賃貸」「持ち家」によっても老後資金の必要額は変わるのです。
医療費・介護費のリアルな負担
医療費は年齢とともに増えます。厚労省の統計によると、70代後半では年間医療費が平均70万円を超えるケースも。
また、介護費用は1人あたり月5万〜15万円が目安。知人Bさんは、親の介護で年間200万円近くかかり「もっと備えておけば良かった」と話していました。
50代から老後資金を増やす方法
- 住宅ローンの繰上げ返済・借換えで月の負担を軽減
- リフォームや住み替えで生活コストを抑える
- 投資信託やiDeCo、つみたてNISAの活用
- 保険の見直しでムダな支出を削減
大切なのは「固定費を減らし、残りを老後資金に回す」ことです。
体験談から見える老後の不安
「退職金を住宅ローンに充てたら、手元資金がなくなって不安になった」(知人Cさん)
「子どもがいないので、介護費用を自分で準備しなければと感じている」(私たち夫婦の実感)
「親の介護で予想以上の出費があり、老後資金の重要性を痛感した」(知人Bさん)
専門家に相談するメリット
老後資金の不安は一人で考えるよりも、専門家に相談した方が具体的な解決策が見えてきます。
ファイナンシャルプランナー(FP)の無料相談を利用すれば、以下のような提案を受けられます。
- 住宅ローンの返済計画の見直し
- 老後資金の不足額シミュレーション
- 保険・投資商品の比較提案
まとめ
50代からの老後資金は「生活費・医療費・介護費」を現実的に見積もることが大切です。私自身も知人の体験談を聞くことで、今のうちに準備しようと強く感じました。
老後の安心を得るためには、まず現状把握と具体的なシミュレーションから始めましょう。その第一歩として、専門家への無料相談を活用してみてください。
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