「老後にいくら必要なのか分からない」
「家を買っても生活資金は大丈夫?」
「介護や医療にどのくらい備えるべき?」
50代になると、老後資金の不安は現実的になります。
私自身も住宅購入を考える中で、老後資金とどう両立できるかを知りたくなり、実際にシミュレーションをしてみました。
この記事では、シミュレーションで分かったリアルな数字と、準備の工夫を体験談としてまとめます。
1. 老後資金シミュレーションを始めたきっかけ
- 家を買うことで貯金が減る
- 定年後の収入が年金だけになる不安
- 親の介護費用もかかる可能性がある
「老後資金がいくら必要なのか?」を数字で見える化するため、シミュレーションを行いました。
2. 生活費の見積もりで気づいたこと
シミュレーションでは「現役時代の7割」が生活費の目安とされます。
実際に計算すると:
- 食費・光熱費・通信費 → 月15万円前後
- 医療・保険・交際費 → 月5万〜7万円
- 趣味・旅行 → 月3万〜5万円
👉 合計すると 老後も月25万円前後 は必要になると分かりました。
3. 医療費・介護費のシミュレーション
- 医療費は年間10万〜30万円程度
- 介護は在宅なら数百万、施設なら数千万単位のケースも
FP相談で「介護費は想定外に大きい支出になる」と教えられ、予備費の必要性を強く感じました。
4. 住宅費とのバランスを考える
家を買うことでローンやリフォーム費用が加わります。
老後資金と両立させるために:
- 住宅費(ローン+固定資産税)は収入の25%以内に抑える
- 頭金を入れすぎず、手元資金を残す
- 将来の修繕費を毎年積立する
👉 「住宅費を軽くする」ことが、老後資金を守るカギだと実感しました。
5. 実際に見えた数字と安心感
シミュレーションの結果:
- 老後資金の目安:最低2,000万円(夫婦2人)
- 住宅ローン返済計画と両立させるには、年間50万程度を老後資金に積立
- 医療・介護費は別枠で予備費を準備
数字で把握することで、「なんとなく不安」から「これならやっていける」に変わりました。
まとめ:老後資金は“数字で不安を解消”する
- 50代からは老後資金を「生活費+医療費+介護費」で具体的に見積もることが必須
- 家を買うなら住宅費を抑え、老後資金との両立を優先する
- シミュレーションで未来を数字化することで、安心感につながる
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